● 老女は47歳！？
こんにちは。おきゃんママでございます。
日本人の平均寿命の上昇は、目を見張るものがありますね。
2010年の平均寿命は、男性79,55歳、女性86,30歳。
このピークを境に、
2011年、2012年はじゃっかん下降しているものの、
それでも、昭和22年（1945年）の
男性50,06歳、女性59,96歳
から見ると、すごい上昇率です。
たった68年の間に30歳近く増えたことになる。
昭和20年代始めの新聞記事に面白いものを発見した。
これは先日参加した美肌食栄養学に関するセミナーで
講師の方から聞いた話ですが、
その当時の新聞記事に
「老女、川で溺れる」
というのがあったのです。
その記事には老女は「47歳」と出ていました。
老女が47歳ですよ
当時、47歳は完全なおばあさんだったということです。
女性の平均寿命が59歳くらいだったのだから
47歳はおばあさんといえるのかなぁ。
きっと当時は見た目にも
47歳は正真正銘のおばあさんだったに違いありません。
ということは、私は今50歳、
「老婆」といってもいいくらいの年齢なんですね、当時でいうと。
長生きできるようになった、
いうのは素晴らしいことですが、
その分女性は、
自分の容姿に対して考えさせられる期間が長くなった
ということでもあります。
老化し始めてから人生終わるまでの時間が、長くなった。
そして昔のように
結婚したら家にしばられて自由がきかない、という時代でもなくなった。
家事と仕事や趣味をこなす、50歳でも未婚で仕事をバリバリする、など
多様化してきています。
なにより社会に出る女性が圧倒的に増えた。
社会に出る、ということは、
人と接する機会が大幅に増えているということです。
昔のように結婚したら親族や近所の人の人間関係だけにとどまらない。
全国各地で初めて出会う・かかわる人が、年齢重ねても増えてきています。
ということは、
若く美しくいることが
居心地良く生きるために絶対不可欠
ということなんですね。
しかし、そのぶん悩むことも増えた、といえます。
自分の容姿について。
いくら平均寿命が長くなったとはいえ、
確実に老化はしていくのだから
いかに美しく年齢重ねるか？が女性の大きな課題となっています。
課題となる、ということは、悩み苦しみがつきものということでもある。
平均寿命が延びたということは桜を昔よりたくさん見られるようになったということ。
それはそれで嬉しい。
飽食の時代は
長い歴史の飢餓の時代よりはるかに短いのと同様、
容姿に悩むことを強要されてしまう歴史もまだほんの短いのです。
女性が容姿に悩まなくなる方法の確立が急務となっているなぁと
しみじみ思います。
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