■ 美しきジタバタが心地よい

こんにちは。加藤ひとみです。

平均寿命が伸びている今、老け顔に悩み始めてからの人生が昔に比べて長くなっている。

昔の人の倍は生きられる今の幸せではあるが、老けた顔に悩み続けるのは辛いことです。

若い頃、美人さんですごーくモテた方は、さらに悩みが深いようです。

私は「生まれつき美人な人はいいなぁ」と指をくわえて見ていた側なので、

老けたことに悩んでも、

昔に比べて今は…とそこまで落ち込んだりは無かったように思う。

それでも、老けるのは自然の摂理、それに抗ってジタバタすること、

それは美意識が原動力であるので、素晴らしいジタバタと言えるであろう。

ジタバタ万歳＼(^o^)／

 

私の実家の母親は92歳であるが、いまだに髪は月に1回、行きつけの美容院に自分で行き、白髪染め、カット、パーマをかける。

お店で気に入った洋服が目に入ったら、値段をみて、買えるかどうか熟考し（笑）購入後、着た姿を写メで私に送ってくる。

たいがい、1500円ぐらいのパンツやトップス。

髪の毛は私と違い、母は豊かである。

未だに髪の毛が多くて朝膨らむのが悩みだと言う。

病院の待合室で知らない人に後ろから声をかけられて、カツラですか？と聞かれたことは、一度や二度ではないらしい。

母は顔のたるみに関しては、早々に諦めたようである。

もともと頬がふっくらしていた母は、そのふっくらが災いして、見事にほおが下がっている。

それでも私は顔ダンスを無理強いはしない。

母ぐらいの高齢になると、顎関節に負担がかかるであろう。

その代わり、母は「あいうべ体操」というのを毎日お風呂でやっているらしい。

顔のたるみ改善というより、嚥下力の低下を防ぐためで、これは友達に教えてもらったという。

超高齢者にも優しい顔の体操と言えるだろう。

年をとっても、年齢に合ったジタバタはなかなかいいものであります。

私達は顔ダンスで今後も頑張っていきましょうね。

確実に顔のたるみは「かなり」防げます。

あとは、精神状態も大事ですね。

心配事があると、お顔が暗くなり口角も下がってしまいます。

いつも心が流れている状態が理想。

心が流れているとは、こだわりがないこと。

固執しないこと。

人を責めてないこと。

いつもゆったりと、感謝心で満たされている状態。

そして、何事も無理をしないことが大切です。

私達の年代は、がんばりやさんが多いので、ギリギリまで限界まで、何事も取り組んで、あとでどっと疲れが出ることも。

ほどほどに…

しんどかったら、それから離れてもよい。

精神をいかにして安定した状態を維持できるか…それが大事。

だから、自分を時には甘やかせてあげよう。

ちょっと豪華なランチに行くのもいいし、欲しかったものを思い切って買ってもいい。

自分へのご褒美。

ダラダラしてもいいし、寝転がってもいい。

そうやって、頑張るときと、好きなことをする時間、そのバランスをとって、ゆとりある心でいられるように。

適度なジタバタが心地よいのであります。

 

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