電車の窓の顔をほんとの顔と思うべからず

● 電車の窓の顔をほんとの顔と思うべからず

こんにちは。おきゃんママでございます。

塾生さんからのメールで多いのが

「電車の窓の自分の顔に愕然とした」

というものです。

お話を伺うと、

その時のショックさで立ち直れない
力が抜けた
絶望した
もう何もやる気力がない・・・

分かります分かります。

わたくしが美容外科の門を叩いた原因の一つには
電車の窓の顔に絶望したこともあるのですから・・・

恐るべし電車の窓。

しかしですね、
この窓に映った顔を
自分の本当の顔だと脳に刷り込まないで下さいね。

それがトラウマになり、自分というものを常に
あの時の顔を重ねてイメージし、
私はああいう顔なんだ、と自分というものを決め付ける。

これはとっても危険であります。

わたくしは電車の窓を

「老婆製造機」

とひそかに呼んでおります。

これほど完璧に
顔を老けてみせる条件を凝縮したものはないでしょう。

・ 後頭部背後からの照明、

・ 揺れをこらえて立っている不快感、

・ 人や物にぶつかりあった四方八方から襲ってくる色んな光・・・

そういったものが混じり合い重なり合い、顔に妙な影を作る。

ましてやお洒落して出かける途中だったらなおのこと
そのウキウキ感も一気に消失し気分は奈落の底へ落ちていく・・・

電車の窓に美しい自分を求めてはなりません。

それは実は本当の顔ではないんですね～

先日、取引先の若い女性と電車に乗る機会がございました。

その女性、結構可愛いお顔立ちをされております。
年齢はおそらく２０代後半から３０代前半。

二人並んで電車の窓に映る。

あれれ…？

自分はさておき、その女性も、
電車の窓の顔にはしっかり目の下にクマが映り、
口の横には暗いほうれい線がくっきり浮き出てるではないですか

お互い横を向いて話をする時に再確認（根性悪い）。

でも、顔には特に老化の傾向は見られず・・・

ははぁ～ん・・・

やっぱり電車の窓は「老婆製造機」だな。

これにまともにやられたらダメだワナ、と思いましたですね。

それと

油断した顔がたまたま鏡などに映って
それを見て自分で自分の顔に落ち込まないように。

油断した顔というので思い出したが、

テレビ番組のコメンテーターとして出演した
女優さんやタレントさんが、
他のシーンからいきなり顔のアップを映され、
驚いて慌てて笑顔をつくる・・・

こんな場面見たことないですか？

その油断した顔は、口角は下がり目も笑ってなく、
本当に緊張感がない。
どんな美人でも、老けてみえるんですよね。

特にイメージが売りの女優さんなどは
あとで配慮の欠けたカメラマンにクレーム付けるんじゃないかと
心配になる。

某大女優さんなどは、
雑誌の簡単な写真でも、めいっぱい光を当てて陰を飛ばさなきゃ
絶対撮らせないらしいですよ。

それくらい美人でも
変な方向から光が入ったら、自分が不細工に見えることを
よ～くご存知なんですよね。

ましてや油断した顔なんてなおのことであります。

だから
油断した顔の電車の窓などで自分を評価しないこと。

その顔でトラウマになり自分というものを
その顔でずっとイメージしていたら

マイナスなイメトレ効果で
ますます、イケてないお顔になってしまう危険性大でありますよ。

んじゃぁ塾長、

電車の窓にショックを受けたら、どう立ち直ればいーんですか

はい、

まずは

「さっき見たのは自分じゃない」

と心の芯から思うこと。

そして、
カメラで自分の顔のとっておきの一枚の写真を撮ること。
（納得いくまで何回も）

そしてその写真を肌身離さず身に付けること。

これが意外と効果がある。

何度も申しますが、電車の窓、たまたま映った油断した顔、
そのようなものにトラウマにならないこと。

どんなすごいハリウッド女優でも
素顔で休日をのんびり楽しんでいる油断した顔は
すごいです（笑）

それを撮るカメラマンもひどいなぁ～と思いますがねぇ・・・

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