アンチエイジング2017.10.04 tarrumi

ジョンマスターオーガニックが自主回収

● ジョンマスターオーガニックが自主回収

こんにちは。おきゃんママこと加藤ひとみです。

「植物由来１００％」を売りにしていた
「ジョンマスターオーガニック」が
実際にはシリコーンなどの化合物が入っていたということで
自主回収を始めたそうです。

私もかなり前に使用したことがあるので
ニュースを聞いて驚きました。

2017.10.4 朝日新聞より

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有機栽培の植物を使った米国発祥の化粧品ブランド「ジョンマスターオーガニック」が、国内で販売している全商品の４割にあたる３８商品１２１万個を自主回収していることが３日、わかった。「植物由来１００％」を売りにしていたが、実際にはシリコーンなどの化合物が入っていた。健康被害の報告はないという。

自主回収の対象は、２０１６年９月８日～１７年９月２１日に製造されたシャンプーやコンディショナーなど。商品の成分表示ラベルに、使っていない植物由来の成分が書いてあったり、化合物が入っているのに書いていなかったりした。人気の「イブニングＰシャンプー」では、「ラベンダーエキス」や「セイヨウシロヤナギ樹皮エキス」が入っていると書かれていたが、実際には入っていなかった。

販売元のジョンマスターオーガニックグループの担当者は「『天然由来１００％』をうたってきたのに、申し訳ない」と話した。対象商品はすべて米国の工場で製造されたもので、成分表示の不備の原因を調査中だという。

ジョンマスターオーガニックは、シリコーンを使わないシャンプー・コンディショナーの草分け的存在として、女性に人気がある。

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このニュースを聞いて、唖然としました。

米国の工場で生産されたので、成分の不備は知らなかったというのは
言い訳にすぎない。

消費者からお金を貰って商品を売っている以上、責任が伴う。
しかもお客様が高くてもジョンマスターを選んでいる理由は
ノンシリコーン、有機栽培など、成分良好だと信じているからです。

日本で販売する以上、きちんと成分を調べるべきではなかったか。
成分を調べるなんて簡単にできること。というかもっとも基本的なことだ。

100％石鹸シャンプーで有名だった
あるオーガニックブランドも
数年前、突然、合成界面活性剤のシャンプーに変わった。
（成分表で石鹸の表示が合成界面活性剤になった）

なのに使用感は今までと変わらなかった。

石鹸シャンプーなのにごわつかない
ということで非常に人気があった商品だ。

私も以前使用していたので、とても落胆したのと同時に
これはどういうことなのか？と不思議に思った。

私が化粧品をつくるようになってつくづく分かったことは、

合成界面活性剤や合成ポリマーをまったく使わないなど
成分にこだわればこだわるほと、コストが高くつく。

それでも、お客様の肌への作用や満足度を考えると
絶対に妥協してはならないのだ。

ましてやお客様に訴求してそれをポリシーとして掲げる以上、
責任が伴うのは当たり前。

お客様は自分で成分を調べるなど普通はできない。

ブランドの商品説明を信じて購入してくれている。
お客様を裏切る行為はあってはならないはずだ。

何を信じればいいのか？と不安になった方もいるに違いない。

国内メーカーにはこんなことはないと信じたいです。

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