血管を守る生活を送ろう！

● 血管を守る生活を送ろう！

こんにちは。おきゃんママこと加藤ひとみです。

『血液サラサラ』は、健康と美容のための
１つのキーワードとしてブームのようになっております。

少々聞き飽きた感もありますが、本当に大切なことは、
氾濫する情報に流されず、自分の体質に合った生活習慣や
食事のスタイルを確立していくことだと思います。

血液がドロドロになる原因は
冷えやストレス、水分不足、貧血、老廃物の蓄積など
人によって様々。

自分の血液がサラサラしているのかドロドロしているのか？

なんて
普通の生活では意識して暮らすことはないと思うが、

不摂生な生活が続いたり水分をあまり摂っていないな、と
自覚があるときは、
たいがい「血液がドロドロしている」と思った方がいい。

一時的なものなら問題ありませんが
慢性化すると動脈硬化など血管の病気を引き起こすこともあります。

～本物の「サラサラ血液」を目指そう～

サラサラの血液がいいとはよく聞きますが
そもそも血液の場合、サラサラとはどういうことを意味するのでしょうか？

血液というのは液体成分と
固形成分（赤血球・白血球・血小板）からできており、

これらが固まったり引っかかったりせずスムーズに流れる様子を
一般的には「サラサラ」と表現します。

～動脈硬化のメカニズムは非常に複雑～

血液が常にサラサラしている状態だと
動脈硬化を引き起こすことはありません。

では、動脈硬化を引き起こす要因はどうなっているのでしょうか？

健康で長生き、しかも肌も美しく保ちたい
そのような願いを叶えるためには
脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる病気の引き金になる
動脈硬化はどうしても予防しておきたい。

アラフォー、アラフィフ、
いや厳密にいえば、もっと若いうちから
しっかりと意識した生活をすることがとても重要。

動脈硬化は、血液中の酸化ＬＤＬ(悪玉コレステロール）を
白血球の一種であるマクロファージが食べるところから始まります。

酸化した脂肪は毒性があるので
お掃除屋のマクロファージが処分してくれるのですね。

しかし、マクロファージが掃除だけしてくれればいいのだが
同時に色々な物質を出して血管を傷つけることになります。

傷口を治すために線維が増加して盛り上がったり
血管が細くなって流れが悪い状態をつくりあげてしまう。

この状態が長期間続くと、傷口が石炭化したり
そこに血小板が付着して血栓をつくり、
血管をふさぐ事態も起こってくる。

血液が流れなくなるとそこから先の組織は死んでしまい、
場合によっては傷ついた血管が破れて大出血を起こす可能性もある。

もし、それが脳や心臓だとしたら、致命的なダメージになってしまうのですね。

恐ろしい・・・(>_<)

毎日の生活から血管の健康を意識することが
わたくしたちの年代では非常に重要といえる。

さきほど
発端は悪玉コレステロールが影響している、
と話しましたが、

要は善玉コレステロールを増やし
悪玉コレステロールを減らす生活を心掛ければよいということ。

そのためのポイントを次に整理しておきました。

■ 食事

コレステロールの少ない食事も大切ですが
カロリーの摂りすぎを避けることと
繊維質の食事（野菜・果物）を意識して摂取すること。

青魚・緑黄色野菜を積極的に摂ること。

■ 運動

有酸素運動がおすすめ。脂肪が燃焼しカロリーが消費されます。

■ 水

血液の浸透圧が上がらないよう意識的に補充する。
生活の節々で摂るタイミングを決めておくと良い。

ちなみにわたくしは、

朝起きた時コップ１杯、サプリメントを飲む時にもコップ１杯、
帰宅してうがいの後に１杯、お風呂に入る前に１杯、
お風呂から上がった時に１杯、寝る前に１杯、
お手洗いに目が覚めた時（笑）も１杯、

と決めている。

そのほか仕事には
アルカリイオン水をペットボトル１～２本に入れカバンに持参。
仕事中にも意識して飲むようにしております。

それ以外もパソコンの前に座っている時、
デスクに必ずペットボトルの水を用意。

これだけ心がけていれば
水分不足による血液ドロドロはかなり避けられるはず。

喉が乾いた時に飲めばいい、という気持ちだと、
忙しかったりすると水というのはなかなか口にしないものである。

行動を変えるというのはめんどくさいものだが、習慣化してしまうと
自然と健康な生活が送れるようになります。

■ 抗酸化

植物の成分は活性酸素除去（抗酸化）する作用を持つものが多いので
野菜や果物を積極的に食べるようにしよう。

■ 禁煙

タバコは活性酸素をつくるもととなります。
またＨＤＬ（善玉コレステロール）を減らし
ＬＤＬ（悪玉コレステロール）を増やしてしまうため、すぐに止めた方がいい。

■ ストレス

ストレスは血管を細くし、血圧を上昇させます。
また、副腎皮質からホルモンを分泌させ血糖値を上昇させる。

≪動脈硬化危険度チェック≫

監修：医学博士平井みどり　
メディカルインフォマティクス株式会社

・ケーキなど甘いものが大好きだ
・運動を最近していない
・タバコを毎日吸っている
・太っている
・肉が大好きで野菜はほとんど食べない
・ストレスがたまっている
・お酒は毎日欠かせない
・血圧が高い
・４０歳以上だ
・血縁者に高血圧や糖尿病がいる

チェックした数が

０～１個 血管に優しい生活をしている。これからも続けていこう。

２～３個 長いスパンでは動脈硬化になるかもしれない。

４～６個 動脈硬化になる可能性がある。チェックのついた生活習慣を見直してみよう。

７個以上 全体的に生活習慣を見直し、専門医に相談しよう。