● 断水時における肌と頭髪のお手入れ法
こんにちは。おきゃんママでございます。
多くの地域で今もなお断水の不便な生活を強いられています。
また関東では水の不安が広がり
乳幼児に飲ませて良いかどうかの情報も混乱している。
放射能の基準値うんぬんの安全の目安も理解しにくく
乳幼児がダメで大人はどうか？ということも
大丈夫です、という言葉の繰り返しでさらに不安が広がる・・という状況。
店や自動販売機から水が姿を消し
ではどうすればよいのだろう・・・
とますます不安を募らせる人も多くなっております。
お肌や頭髪の手入れに欠かせない「お水」。
それが十分でない状況でも
やはり肌や髪の状態をよく保ちたいものです。
ここで大切なのは
ケミ断ちしている方も今はそれほどケミカル云々にこだわらないことです。
手に入るもの、現在持っているものを大切に使ってまいりましょう。
＜＜肌のお手入れ＞＞
ほんの少々のお水で大丈夫です。
少し温め、それにガーゼをひたしよく絞ります。
そのガーゼで肌を優しく拭いていきます。
Ｔゾーン、特に小鼻や額を丁寧に。
肌が敏感になっているので、頬はそれほど強く拭かないでください。
いたわるように優しく扱ってください。
朝と晩の２回で十分です。それが無理なら１日１回でもよいです。
綺麗に拭いたら、
「乾燥している部分のみ」手持ちの乳液、クリームをほんの少量付けます。
ストレスが多い状況では皮脂が過剰に分泌されることが多いので
油分は決して与え過ぎないでください。
とても毛穴が詰まりやすい状況だと理解し、油分はごくごく少量に。
この時期は特に花粉など雑菌が付着しやすいので
皮膚を油で満たさないよう注意してください。
肌の手入れはこれで十分です。
少量の水もない場合は
手持ちの化粧水をコットンもしくはペーパーに含ませ
それで顔を上記のようにぬぐい、その後軽く保湿します。
日焼け止めに関しても気になるところですが
十分に洗顔できない状況の場合は控えた方がよいでしょう。
外出する際は、帽子、マスク、サングラスなどで保護してください。
＜＜頭髪のお手入れ＞＞
ストレスが多いと髪の毛が抜けやすくなります。
脱毛が気になっている方も多いと思われます。
しかし、それが怖くてブラッシングをしないと血流が悪くなり
余計に髪が抜けやすくなってしまいます。
脱毛の原因は色々ありますが、
ストレスが原因の場合は頭皮の一部分が血流不良を起こす、
およびホルモンバランスが影響することが多いです。
ホルモン分泌に対してはこのような状況で防ぎようがないにしても
血流は促すことができますので
マッサージで頭皮の血行をよくすることを心がけてください。
ブラッシングでも良いですが、ブラシに毛が多くつくときは
ブラッシングを止めて、両手の１０本の指を立てて
頭皮をつかむようにポンポンとまんべんなく叩きます。
また、ブラッシングする場合でも
髪の長い方は髪の先まですべてブラシを通すのではなく
首のところまででブラシを止めます。
毛先までブラシを通すとキューティクルを傷める恐れがあります。
洗髪ができない状況では、椿オイルなどの油分を与えないように。
毛穴が詰まりやすく、また髪も汚れやすくなります。
それと、髪が頬につくと吹き出物が出やすくなりますので
髪の毛は後ろでまとめておく方がよいです。
その時、あまり強く引きつめると、その部分が引っ張られて
血流が妨げられ、脱毛しやすくなります。
こういう時期は肌も頭皮もいつも以上にデリケートになっています。
優しく壊れ物を扱うようなお手入れを心がけてください。
洗髪はたっぷりの水を使って・・・ということも難しく
お風呂にも長い間入れない方も多くなっています。
その場合、頭皮に痒みが出てきますので
ときどき上記と同様にガーゼを使用してのお手入れをします。
ガーゼにお湯（電気やガスがない状況ではお水で可）を浸し
髪の根本をかきわけながら丁寧に拭いていきます。
その後、乾いたガーゼでもう一度頭皮を拭きます。
これを数回繰り返します。
ガーゼが手元に無い場合は、薄手のタオルでも良いです。
水を使わないシャンプーのようなものも市販されていますが、
私が使った感想はかえって頭皮がべたつき
気持ちがあまり良く無かったです。
少量のお水で拭き取る方がさっぱりするでしょう。
阪神大震災のとき、私の地域は数日で断水が解消されましたが
同じ会社の２５歳の女性は２週間断水状態が続き
洗顔をまったくできなかったということで、顔中にニキビを作っておられました。
その方は若くもともとニキビが出来やすい肌質だったのもあります。
ガーゼで拭く、これだけで全然違いますので、ぜひ実践してくださいね。
物資不足における食事について
と
わたくしたちにできること
の記事に塾生さんから下記コメントをいただきました。
ご紹介して今日の記事を終えたいと思います。
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私は過去に何度か入院手術を繰り返したのですが、
お風呂や洗顔、
ましてやお手入れが思うようにできないときには
「このまま老けたらいやだ－－－－！」
といつも思っていました。
周りの人にしたら
「生きてるだけいーでしょ！」
ってことなんでしょうけど、
「美しく生きてなきゃいやだ！」
とダダをこねたりして。
（美人ではありませんが私基準で美しく、ということです）
被災地の方々は過去の私以上に過酷な状況。
でも、これはあくまでも私の意見ですが、
不便な避難生活でできる小じわやくすみ、吹き出物は
一時的なもので
またお手入れができるようになれば回復するのでは
ないでしょうか。
おきゃんママさんのトレーニングで
土台をしっかりキープし、
できるときには上記の食品を摂取し、
小じわが深い皺にならないように
そっとのばすとかをやっておけば
避難生活が終わったときに
十分に元のお肌に回復できるのではないかと思います。
この場をお借りしていろいろ書いてしまったのですが、
被災なさった女性達は美容面でも大変つらいだろうな、
とずっと思っていました。
地震後におきゃんママさんの
地震関連の記事がなかなかアップされなかったので、
「何らかの事情でブログに触れない状態のようだ」
と察し、早く復帰なさって
女性達にメッセージを発していただきたいとずっと待っていました。
私も大いに参考にさせていただきます。
美容ももちろんがんばろう、日本！
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いままさにこのとき
知恵のあるやつは知恵を出せ
金のあるやつは金を出せ
力のあるやつは力は出せ
何もないやつは･･･元気を出せ！
シンガーの松山千春の言葉です。
私も、少しばかりのお金と目一杯の元気を出します。
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