石鹸シャンプーでお困りの方への対処法とは

● 石鹸シャンプーでお困りの方への対処法とは

こんにちは。おきゃんママこと加藤ひとみです。

石鹸シャンプーに苦労している方は多いと思います。


通常、ある程度の期間を過ぎたら改善することもあるのですが、
それでも「半年たっても改善の兆しが見えない」という方もおられます。

石鹸シャンプーでとんでもなく髪がゴワゴワしたり
ベタつくというのは、
パーマやカラー、特に縮毛矯正をしている場合が多いです。

キューティクルが毛羽立っているので
その部分に石鹸カスが付着してしまうのですね。

しかしながら、髪のクセが強い人にとっては、
縮毛矯正は必須のものの一つでしょうから、
これらの対処法を考えないといけないですね。

実は、軟水器で、ビックリするほどこれらの悩みが解決することが多いのです。

軟水器は陽イオン交換樹脂で構成され、
水の中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンを
ナトリウムイオンに置き換える。

これにより、石けん成分がカルシウムなどに結びつかず
石鹸カスを発生させない状態になります。

石鹸シャンプーのベタベタゴワゴワは石鹸カスが主な原因なので、
それが髪につかない、ということは、
そのベタベタゴワゴワも解消される、ということになります。

しかし、軟水器を取り付け出来ない、
もしくは石鹸自体がどうも頭皮に合わないような気がする・・・

という方もおられると思います。
その場合の対処法も色々考えてみました。

わたくしの実体験でも試行錯誤を繰り返してきましたが、

湯シャン＋アミノ酸シャンプーごく少量

結果的にこれがいいのではないか、と。

湯シャンというのは髪をお湯のみで洗う方法で、
これは女磨き塾フォーラムにもたびたび登場しておりましたが、
頭皮が荒れている時などは顕著に改善することが多いですね。

もちろん石鹸を使用しないので、石けんカスが発生することもない。

しかしながらこれのデメリットは

「女子として湯だけで洗うのは大丈夫なのか」

というところでしょう。

シャンプー後の清潔な得も言われぬ女性っぽい香り・・・

がなくなる可能性が大。

湯だけで洗うと、頭皮独特の匂いというのは、
どうしても付きまとう・・・ような気がする。

そこで、アミノ酸系シャンプーが役に立つ。

アミノ酸というのは聞こえはいいが、
れっきとした合成界面活性剤シャンプーであります。

しかし、この場合はどうしてもというときの戦法で
ごくごく少量だけ使用します。

湯だけで６０％～７０％の汚れが落ちているので、
これを使用するのはわずか100円玉硬貨大。

しかしながら、決してそのまま頭皮に付ける、
ということはいたしません。

まずはしっかり湯で洗った後、
手の平でしっかり泡立てた１００円硬貨大のシャンプーの泡を
髪の毛の部分に付けます。

髪部分をある程度洗った後、今度はその泡をジワジワ頭皮まで持っていったのち、

シャンプーブラシで頭皮を念入りに洗います。


弱いアミノ酸系の場合、この時点で頭皮が泡立つ、ということは
ないので物足りなく感じられるかもしれませんが、
頭皮にたっぷりシャンプーを付けて洗ってしまうと
頭皮の敏感な人は痒みがでることがあるので要注意です。

感覚としては、「湯シャン」に近いようなもので、

湯シャンだけよりちょっとだけマシ、
くらいの位置づけで、このアミノ酸系を使うのが正解であります。

ここで威力を発揮するのが、電動シャンプーブラシ。
わたくしはツインバードのものを使っていますが
これをシャンプーを流す時もしっかり使う。

頭皮の毛穴からスッキリキレイになるような気がする。
ほんのちょっとのシャンプーでも爽快に洗える感じがします。

わたくしが試したアミノ酸系シャンプーは、オーブリーのリニューアル版。

リニューアルについては、さんざんコキ落としてきたのだが
この辺で有効活用を考えてもいいか、と。

通常のアミノ酸系よりは成分が「マシ」でありますので、
湯シャン＋アミノ酸系にチャレンジするにはお勧めであります。