鏡（平面な板）は顔の陰が強く浮きでてしまう

● 鏡（平面な板）は顔の陰が強く浮きでてしまう

こんにちは。おきゃんママこと加藤ひとみです。

「鏡の顔は、人が見ている顔と同一なのか？」

ほとんどの人は、同じと思っていると思います。

なぜなら自分の顔は
他人から見るように自分で確認することはできないから。

自分の顔を見る唯一の手段は、鏡を見ることです。

むろん動画で撮影することもできるけど
そんなメンドクサイこといちいち普通はしませんね。

鏡を見て悩みに悩んだ挙句、美容外科を訪問する人もいる。

鏡が無ければ、女性は悩むことがないのですね。

女優さんだって同じ。

鏡を見て顔の陰が気になると、老け感を自分で感じてしまい、
ライトの要求が強くなるといいます。

いとこが俳優をしているのですが、そのいとこから聞いた話。

女優さんって驚くほどライト当てているよ、と。
大女優さんになればなるほどその傾向が強いそう。

大女優イコールそれなりのお年ですからね。

世の女性はみな、鏡の中の顔の陰（くま）に悩むのです。

しかし、実際は、
自分が鏡を見て自覚するほど
人から見て顔の陰は気になっていません。

鏡は平らな板なので、より強く暗い部分を映し出してしまうのです。

実際、人の顔を肉眼で見る場合
立体的にその人の顔を見ますね。
奥行きがある顔を平面で見ているわけではありません。

明らかに条件が、実際と鏡とは違うのです。

電車の窓に映る、あのゾンビのような自分の顔。
これも同じ理由で実際と違います。

しかも、電車では光は実にさまざまな方向から襲ってきます。

女優ライトのように、まっすぐ顔に向かって照らされるわけではない。
肉眼で見たのとは明らかに違う顔が、そこにはあります。

それなのに、これは自分の顔だと悩みすぎて
しなくても良い手術を受けてしまうとしたら・・・

本当の自分の顔はどんな感じなのか？

自分で自覚している顔の陰は、
人からはどんなふうに見えているのか？

これを実験で確かめるよい方法があります。

人の鏡に映った顔を、後ろからのぞいて確認してみること。
そして実際に見た顔と鏡の顔を比べてみます。

例えば、化粧室。
隣で化粧直しをしている人の、鏡に映った顔と実際の顔を見比べてください。

ポイントは、横から鏡ごしに確認するのではなく
必ずその人の真後ろから、鏡の顔を見ること。

実物の正面から見た顔と鏡の顔が同一かどうかをみるのです。
明らかに、実際の顔とは違う顔が鏡に映っていると思います。

顔が老けたと自覚した時
顔のあらゆる場所に発生している顔のくま、
例えば、目の下のくまやほうれいの陰、これを気にする方は多いですが

実際には
人から見て自分の顔がどう見えるのか？が気になるのです。
人の目が気になっているのです。

自分が老けたと思い悩んでいる人の傾向として
「鏡の顔を必要以上に確認している」というのがあります。

気になる箇所を何度も何度も鏡で見られる方もいます。

それより、実際の人の目にどのように見えているのか？
これをまずは把握した方が良いです。

美容にメンタル面は重要です。

思い過ごしがあるなら
まずはその思い過ごしの部分の解消が先。

顔の土台を底上げして、顔をデザインするのが正しい方法です。