色素沈着とその手入れ法 ~メラニンのお話 その3

● 色素沈着とその手入れ法 ~メラニンのお話 その3

こんにちは。おきゃんママでございます。

昨日は、メラニンができるメカニズムのお話でしたね。

本日は、メラニン色素というものが、
美容上、見た目に大きくかかわる色素沈着に発展することについて、
深くお話してまいりたいと思います。


メラニン色素の生成と排泄のアンバランス、
つまり、メラニン代謝のサイクルが崩れると
メラニン色素が過剰に表皮内に蓄積される。

こうしてできるのがシミやソバカスで、
これらをまとめて色素沈着とよんでいます。

シミの場合、特に顕著なのが30歳代後半からで
一般的な平均として42歳前後
もっとも発生しやすいと言われております。

シミの代表である肝ぱんは、
肝臓疾患によって生じるという説もあるが
むしろホルモン異常が原因していることが多く、
紫外線で悪化する。

肝ぱんは黄体ホルモンの分泌が上昇し
卵胞ホルモンとのバランスが崩れることが原因と考えられており、
一時的にメラニン色素の生成が高まる。

このように、妊娠中や閉経期はシミが出来やすくなるが
このころに出来たシミは、
出産後や閉経後に消失することもある。

が、しかし、残ることもある (´・з・`)

わたくしの母は今年78才になるが、
シミの全くない真っ白な肌をしている。

母が若いころは、保険の外交員をしていたので
車の運転が出来ない母は
毎日朝から夜まで外を歩いていたはずだが、

その当時はそこそこ日焼けをしていたように思う。

だが今は白い。

これは肌の手入れもあるだろうが、
ホルモン関与のシミは閉経してから消える可能性はある、
ということだろう。


また、ピルを飲んでいる人は、
シミが出来やすい上、濃くなりやすいので注意が必要ですね。










 紫外線、加齢、ホルモンバランスの乱れ以外に
 炎症によりできるシミというのもある。

化粧品にかぶれて色素沈着を起こしたり、
繰り返し刺激を加えた場所に色素沈着したり。

変な話、今の女の子はどうかしらないが
わたくしの中・高時代は、
スカートの下にブルマー(懐かしい響き)をはくのが常識で、

足の付け値がブルマーのゴムの圧迫で
色素沈着していた女子が多かった。

これはいつの間に消えたが、年齢が進むと、
このような継続的な刺激には注意が必要であります。

 

ではでは、
さまざまな原因で出来てしまったシミ、

これにはどう対処したらいいのでしょうか

1、紫外線対策を万全にする

もうこれしかない、というほど常識中の常識。

もっとも大切なのは、
メラニン色素生成の促進因子となる紫外線を
なるべく浴びないようにすること。

生活紫外線といわれている
日々の買い物、洗濯干しなどの蓄積が
一番肌を老化させると言われておりますね。

この太陽光線の皮膚への影響は、明日詳しくお話します。

2、皮膚の新陳代謝を高める

過剰にメラニン色素を含む角質細胞が
長く表皮にとどまってることが色素沈着の一因。

正常に戻すためには、
規則正しい生活、良質なタンパク質の摂取は欠かせません。

また、不要な角質をためないように
パックを定期的に使用したり、蒸しタオルで血行をよくして
新陳代謝を促進させることは非常に大切であります。

3、メラニン色素の還元をはかる

メラニン色素は、酸化することによって生成されるので、
表皮内にあるメラニン色素をもとに還元するようにすれば、
その色を薄くすることが出来る。

メラニン色素還元に有効なのは
ビタミンC(化学名はアスコルビン酸)。

ビタミンCにはメラニン色素生成の初期段階において、
酸化を抑制するとともに、出来たメラニン色素の色を
薄くする還元作用がある。

しかしビタミンCは水に不安定で壊れやすく、
また皮膚への浸透があまりよくないので化粧品には使用されにくい。

そこで壊れやすいビタミンCを安定化させ
皮膚にビタミンCを浸透しやすい形にしたのが
ビタミンC誘導体といわれるもの。

アスコルビン酸リン酸エステルが代表的なもので、
生体内でビタミンCの働きをします。

4、メラニン色素の生成を抑える

メラニン色素が皮膚を黒くするまでには
何段階もの過程がある。

美白剤といわれるものは、
それぞれのステップでの作用を
効果的に抑制するよう作られています。

・ チロシナーゼの働きを抑える美白成分
・ 情報伝達物質の働きを抑える美白成分

がある。

前者の代表的なものは、
ビタミンC及び誘導体、アルブチン、エラグ酸、ルシノールなど。

後者は
カミツレエキス、アルテアエキス、クジンエキス、
カンゾウエキス、カキョクエキス
などがある。

これらの薬剤でメラニン色素の過剰な生成をストップすれば、
沈着しているメラニン色素は新陳代謝によって
アカとなってはがれ落ちる。

よって日焼けによるシミは薄くなり、やがては消えることになる・・・

・・・が、理屈はそうだが、現実にはそう甘くはない。

それは、

真皮に落ちたシミが意外に多いことと、
美白成分が作用する以上に、
日々のあやまった手入れでダメージが進んで、
それによってシミが出来やすくなっていること、が考えられる。


smile1      もちろん、こんなことも怖くてできるわけナイナイ (´Д`*)



基本は、

紫外線を防ぎながら、
肌本来の機能を邪魔しない手入れを積み重ね、
メラニンの代謝を正常化する、

そして紫外線にあたっても
それを跳ね返すだけの肌力を付ける、

これにつきますね。

浅いシミだと、これだけで改善することもある。 


では明日は、

それでも取れない頑固なシミの治療法

これについて詳しくお話しますね。

まだまだ続くぞ、メラニンのお話は~ ( ̄ー ̄)ニヤ…



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