顔はなぜ筋トレしないのか

●顔はなぜ筋トレしないのか


こんにちは。おきゃんママこと加藤ひとみです。

みなさんは体の美しさを保つため
努力されてることってありますか？

ウエスト、ヒップ、二の腕などの部位。

加齢とともに体がぶよぶよとたるんできたら

ジムに行ったり筋トレしたり
全身を鍛える方も多いと思います。

なのに、顔がたるんできたら

「化粧品を変えなきゃ！」
「エステエステ！」
「アンチエイジング効果のあるものを！」

と考える人が多いのはなぜなんでしょうね？

顔のたるみ → 老け顔 → 化粧品 or エステ

この流れが刷り込まれているのは、
美容業界のＣＭの影響が大きいと思われます。

と、体に関してはこのようなサイクルが定番です。

・ ウエストが太くなる → 腹筋

・ 二の腕がたるむ → ダンベル運動など負荷をかけたトレーニング

・ お尻がたるむ → ヒップアップ体操（色々ある）

しかし、顔はどうでしょうか。

顔がたるむ →顔の筋トレ

と考える方はおそらく少ない。

顔がたるむ →化粧品・エステ・美容外科でたるみ取り

こちらのイメージの方がわきやすいのではないでしょうか。

体と顔は同じ皮膚、同じ筋肉でできているのに

顔だけ別もの扱いですよねぇ (*‐ω・*)

ジムにいくと
年配の方で若々しい体を維持している方もたくさんいます。

後ろ姿は５０代、いや４０代に見えることも

しかし振り返って顔を見てみれば、７０代後半

顔は年相応なのですね。

体は鍛えてプロポーションを維持できても、
顔は年齢にならってそれなりにたるんでいるからです。

体にかけた情熱の５分の１でも表情筋にかけておけば
どれだけお顔が若返っていただろう・・と
ちょっともったいないように思います。

表情筋を鍛えるのは１日でも早い方がいいです。

なぜ早い方がいいかと申しますと、
たるみが進行すると余計な部分にもシワができてしまうから。

ほうれい部分が２重に固く折れ曲がった状態では
改善に時間がかかります。

口角が下がり過ぎると顎に斜め下に向かうシワが刻まれます。

遅くなればなるほど、
顔の皮膚や筋肉に固く深い線となって刻みこまれてしまうのです。

こうなるとたるみ自体はある程度改善できても
深いシワの改善は表情筋トレーニングだけでは難しくなります。

表情筋が固くなって取返しがつかなくなる前に。
表情筋がしなやかさを保ち、鍛えやすい状態のときに
トレーニングにとりかかる方が絶対に有利です。

とはいえ、
８０歳からトレーニングを始めた実家の母親も
開始前から比べて頬の位置が上がっています。
表情も柔らかくなっていてハリ・ツヤもでてます。

なので、高齢になって始めても全く効果がない、ということではありません。

早くできるに越したことはない、ということですね。

今日は、顔だけ別もの扱いのフシギについて取り上げましたが、

”体も顔も同じくらい愛情をかけてあげると
トータルでバランスの取れた美しさを得ることができる”

ということですね

● 顔ダンスの協会認定インストラクター