● たるみ毛穴の改善法~斜め毛穴と黒ずみの原因を知る
こんにちは。おきゃんママこと加藤ひとみです。
斜め毛穴、たるみ毛穴に悩む方は多いですね。
よく受ける質問の1つです。
今日は、毛穴のトラブルとその改善法について
じっくりお伝えしたいと思います。
こちらはファンデーションを薄くつけた肌です。
※すっぴん画像は記事の一番下にあります。
わたくしも、以前は、毛穴に悩んでいました。
斜め毛穴の悪いところは、
顔がポイント的に下がってみえるころ。
(斜め毛穴が集まったところ)
これは経験的に皆さんご存知だと思います。
毛穴は必要なものだから、あって当たり前なのですが、
なめらかに見える肌というのは、
毛穴がほぼ目立たない状態のとき。
大きく斜めに広がって、時には毛穴のふちが黒ずむ。
黒くなると毛穴が余計に大きく見えますね。
そんな悩みの深い斜め毛穴ですが、
根本解決としてわたくしがアドバイスしているのは、
・肌自体のケア(皮膚の表面)
・表情筋のケア(肌の土台)
・栄養面のケア(体の内側)
これら3方向からアプローチすることが必要です。
どれが欠けてもうまくいきません。
わたくしは表情筋のケア(顔ダンス)を
主にお伝えすることが多いですが、
しっかりと改善を目指すためには、表情筋だけでは不十分で、
肌の表面のケア、栄養面、これら3方向から改善を図ると
より早く毛穴が綺麗になっていきます。
もちろん、寝不足やストレス過多、タバコや飲酒など
生活習慣がきちんと改善されていることが前提のお話しです。
<斜め毛穴、黒ずみ毛穴の原因は?>
斜め毛穴の原因は色々あります。
主な原因を上げますと、
●表情筋の衰えによる肌内部の密度の低下
●真皮層の弾性線維(エラスチン)、膠原線維(コラーゲン)など肌の真皮を支えている組織の減少により、肌が薄くなるため
●脂肪層の減少および変性により、皮膚自体が余って見える
●間違ったお手入れによる毛穴周囲の変性
などあります。
上の3大セオリーの栄養面以外の項目を
今日はしっかりとお伝えしたいと思います。
栄養面としては、「真皮のコラーゲンを増やすとは?」
を参考になさってください。
わたくし自身が10年以上、肌のために摂取しているものです。
<表情筋から斜め毛穴にアプローチ>
表情筋は家でいうなら、土台の部分。
家を建てるときは必ず、まずは土台に時間をかけます。
近所に43階の高層ビルが建設中ですが、
土台にえらい時間をかけてて
いつになったらできるのだろう~と思っていたところ、
土台ができたとたん、あれよあれよと上に積みあがっていき、
ビル自体はほぼ完成しました。
土台にはとにかく時間をかけてました。
まぁ肌とビルの土台は違うが、あくまでこれは例えの話です。
化粧品や美容器具、エステなど、肌のアプローチだけでは、
肌の土台はしっかりなんかしないですね。
不思議なもので、肌の土台ともいえる
皮膚の下にある表情筋をしっかりと鍛えて厚くすると
皮膚を深部から底上げして、斜め毛穴がなくなることが多いのです。
顔ダンスを実践している人が
たるみの改善だけでなく、肌の毛穴も小さくなることが多いのですが
これは肌にパンとした張りができるから。
風船もしぼんだときは表面がシワシワしていますが
空気を言えると表面がつやっと光りますね。
そのイメージです。
顔全体を鍛えていくと、顔のサイドにポニーテールラインという
上方向のラインが自然とできます。
顔を鍛える方法は色々あり、
多くの先生方が表情筋トレーニング法を提唱していますが
顔ダンスはシワをつくらないトレーニング法です。
表情筋トレーニングをすると肌にシワができるという話を聞き、
トレーニング自体を怖がる方もいます。
わたくしも以前はその一人でした。
顔ダンス(旧たるみ改善プログラム)を考案する際、
もっとも気を付けた部分はそこです。
もともとたるみ改善プログラムは
自分自身の若返りのためにつくりました。
わたくしはシワで悩んでいましたが
さらにシワができることは絶対避けたかったからです。
表情筋は約30種類ありますが
その中でもこの筋肉を鍛えるためにこの動きをすると
必ずシワになる、というものもあります。
そのようなトレーニング法は指で押さえるなど対策を取りました。
■ どのトレーニングが有効か?
では、肌の底上げするトレーニング、
斜め毛穴を改善する方法を、
筋肉のアプローチの面から解説しますね。
もっとも斜め毛穴になりやすい箇所は、
小鼻の横から口横にかけてです。
鏡で見ると、一番この場所が目立ちやすいです。
頬の膨らみの位置が下がると、口横に余分な皮膚がたまって
ここの毛穴が目立ちやすいのです。
頬をしっかりと上げることから始めましょう。
顔ダンス:5番「頬を高くする」
←この顔です。(クリックで拡大)
目安は1分間。まずはこの写真をみながら同じ顔を作ってみてください。
1分たってみて、大頬骨筋、小頬骨筋あたりがだるくなったらOKです。
大頬骨筋、小頬骨筋は、ちょうど頬骨の上から下あたりにあります。
そのあたりが1分後にジワ~と痛い感覚があればOK。
もし1分たってもだるくならない、もしくは頬は痛くならずに口が痛い、
という場合は、
代用トレーニングに進んでください。
今日は長くなるので、代用トレーニングのことは割愛させていただきますね。
ページに書いてある説明どおりやって頂ければOKです。
5番を繰り返していると、1か月~3か月程度で、
頬のあたりの皮膚がしっかりする感触があります。
寝たときに頬が下がるような感じがする人(流れるような感覚)は
表情筋が弱くなっている可能性が高いです。
<肌表面から斜め毛穴にアプローチ>
では次は、斜め毛穴の改善のために
肌の表面からアプローチする方法です。
これはもう、ケミカル断ちしかありません。
ケミカル断ちをしていない肌は、
40代以降、顕著に斜め毛穴が進行してきます。
今まで多くの肌を見てきましたが、これは本当に確信しています。
アンチエイジング用の高額化粧品を
シリーズで使い続けている人ほど、
肌にツヤがなく、くすんでみえます。
人工的なツヤ(化粧品成分による)はあっても
肌表面がふやけたようになっていて
皮膚に力がありません。
そんな肌も、ケミカル断ちをしたとたん、肌がイキイキとしてきて
それこそ肌表面のツヤは、20代に戻ったようになる方も多いです。
肌荒れや斜め毛穴、黒ずみ毛穴を起こす原因は
化粧品に含まれた合成界面活性剤と合成ポリマー、
この2大悪によるものです。
これらが肌を継続的に痛めつけてきた結果、
毛穴が広がり、黒ずんでくるのです。
■毛穴の黒ずみは傷ついた皮膚の色
特に合成ポリマーは、化学的に合成された高分子化合物、
合成樹脂で、いわゆるビニール成分です。
安価で大量生産ができるので
多くの市販化粧品に配合されています。
合成界面活性剤で肌バリアを壊し続けると
ほとんどの肌は乾燥肌に移行します。
いわば、肌バリアが壊れた状態です。
年齢とともに肌が乾燥していくのは
実は年齢のせいだけではなく、
(確かに保湿力は下がります)
もっと大きな原因は、朝晩日常的に使用している
化粧品成分によるものが大きいのです。
正直言って、1本1万円以上の化粧水や
数万円の美容液、クリームを使うくらいなら
精製水をぬっていた方がマシなくらいです。
通常、肌表面を美しくみせるために
多くのファンデーションにシリコンが含まれています。
これが毛穴をパテにように埋め込みます。
埋め込まれたパテは通常の石鹸では落ちません。
それ相応のクレンジング剤が必要です。
ここで強力なクレンジング(オイル)など使うと
パテとオイルが混ざり合い毛穴に残ります。
(完全には取り切れません)
これらの詰まった汚れが時間とともに酸化し、
活性酸素により毛穴周辺の皮膚が傷つけられ、
結果、黒ずみをおこします。
これが毛穴の黒ずみの原因です。
毛穴パックで広がった毛穴が治らない~黒いのも取れない!
と悩む方も多いのですが
毛穴パックでは、いわば活性酸素による色素沈着
(毛穴周囲の酸化)は取れません。
汚れ自体は取れても、黒く見えるのは
酸化して傷ついた皮膚の色だからです。
その部分を薄く削ると改善することがあるので
美容皮膚科での毛穴専用レーザーは
ある一定の効果が見込まれます。
ただ、これは対症療法ともいえるので
根本解決にはなりません。
まずは今使っているお手入れ品(化粧品)の成分を見直しましょう。
成分はカタカナで書いてあるのでわかりにくいかと思います。
その場合は化粧品成分検索サイトで調べることをお勧めします。
わたくしがよく参考にしているのは「美肌マニア」というサイト。
以前は小澤王春さんの「化粧品毒性判定事典」をおすすめしていましたが、
2005年の発行でその後改定されていないので
最近の化粧品成分で載っていないものが多く出てきました。
化粧品の成分はどんどん新しいものが出ているのですが
上記の美肌マニアは、新成分も追加されていて
ほとんどの成分はこちらで検索できるようです。
■ケミカル断ちの正しい方法は?
肌を美しくするための「ケミカル断ち」のお勧めは
今までブログでお伝えしてきましたが
これから始めよう!という方は
まずは、
「肌バリアを壊さない手入れの重要性」
を参考になさってください。
ケミカル断ちとはなにか?
どうして美しい肌つくりにケミカル断ちが必要なのか?
を分かりやすく解説しています。
■ 肌に悩んだ20代から30代後半
実はわたくしは10代後半から顔中の化膿ニキビ、
20代からは極度の敏感肌と吹き出物、
30代半ばでいったん落ち着きましたが
30代後半から急激にたるみとシワ、シミができ始めました。
それで化粧品自体のジプシーは20代からですが、
30代に入ってからは、今度はアンチエイジング化粧品しかないと
色々使った結果、余計に乾燥したり毛穴が目立ってきて
何を使ったらいいのかと悩み続けていました。
その悩んでいる時期に@コスメに多く試した化粧品の口コミ投稿をしていました。
わたくしの化粧品遍歴は
アンチエイジング化粧品数種類をシリーズ使い・・・余計肌荒れ
(約5年間)
↓
ブラックペイント
(約1年間)
↓
ゼノア化粧料
(約4年間)
です。
特にゼノア化粧料はブログ開設当初、
ケミカル断ちの話をするときに
何を使ったらいいのか
、と質問を受けた際にはよくお勧めしていました。
ただ、完全には成分や容器、香りなど納得いかない面も多く、
自分自身で納得するものを作りたい!と
ずっと思い続けてきた経緯があります。
そんな時に頂いたのが、納得いく化粧品をつくってみないか、というお話しでした。
願ったりかなったりで二つ返事で受けさせて頂き、
わたくし自身が指定した成分で作った頂いたのが
機能性無添加コスメ「リフトボーテ」です。
ご興味がある方は「 肌を引き上げる機能性無添加コスメ 」の記事をご覧ください。
もちろん他にも良いものがあります。
その際は箱に書いてある成分をしっかり見てください。
そのうえで、避けなければいけない成分の順番として
合成界面活性剤(美肌マニアでは赤色指定)
次に、合成ポリマー(美肌マニアではオレンジ指定)
合成界面活性剤は沢山あるのですが
代表的な物をいくつか上げますね。
●ステアレス
●ポリオキシエチレンアルキエーテル
●ステアリン酸グリセル
などがそうです。
合成ポリマーは、
●ジメチコン
●シクロメチコン
●カルボマー
●コポリマー
などが上げられます。(他にもたくさんあります!)
これらを肌に触れさせないよう避けていくことが
斜め毛穴をつくらないために大切なこととなります。
■マッサージやパックは肌に負担があるだけ
あと、重要なことは、「マッサージ」や「パック」をしないこと!
わたくしが20代のころは、世の中の風潮として
マッサージをしない人は肌のケアをしていないも同様、というのがあり、
美容雑誌には美肌になるマッサージ法というのがよく載っていました。
マッサージの大きな目的は真皮を皮膚の上から刺激して
滞りがちな血行を促すこと。
しかし肌表面を刺激することは
たるみやシワ、シミの原因になることがあります。
わざわざ皮膚表面を触って、そのようなリスクを犯さなくても
日々、皮膚の真下にある表情筋を動かすことで真皮の刺激になり、
血行を促し、栄養と老廃物の循環が整い皮膚をイキイキとさせることができます。
ただし、プロの手は別。
きちんとマッサージする方向や、摩擦を与えないために使う緩衝剤など
工夫した上でしたら問題はないと思います。
あとリラックス効果もあるので
絶対にダメ!というものではないと思います。
わたくし自身、年齢を重ねるごとに
肌が太ももやバスト、お尻の質感に近づいています。
すっぴんでも毛穴が目立たなくなりました。
まずは、
毛穴を詰まらせるお手入れから脱却すること
肌を深部から持ち上げること。
この二つをしっかりと実践してみてください。
斜め毛穴のみならず、肌全体の色が明るくなって
顔がリフトアップしてきますよ^^
それでは、またお会いしましょう♪
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★ おきゃんママ流 たるみ改善3大セオリー とは?
■ 顔の重心を上部に上げる → たるみ改善プログラム(顔ダンス) のトレーニング実践
■ その引き上げを維持する → 真皮のコラーゲン補強(愛用コラーゲンについて)
■ 毛穴を引き締め、斜め毛穴による皮膚の下流れを防ぐ → 無添加化粧品でケミカル断ち
おきゃんママ監修コスメ【リフトボーテ】
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