● メラニンができるメカニズム ~メラニンのお話 その2
こんにちは。おきゃんママでございます。
宇宙飛行士の山崎直子(39才)さんが
無事、地球に戻ってこられました。
山崎さんは東京大学大学院を修了後、
当時の宇宙開発事業団に入社。
その後、宇宙飛行士を目指し、2度目の受験で
宇宙飛行士に選抜されたそうであります。
コツコツと努力した末に夢が叶ったんですね
まさにアラフォー世代の山崎さん。
努力すれば願いは叶うのだと教えて下さいました
ただ・・・ ご主人のロン毛が気になる・・・ (´д`o)
さて、昨日は
『皮膚の色を決定する要素は?』
のお話でありましたね。
では、本日は、
メラニンはどうやって皮膚で作られるのか?
について詳しく説明いたしますね。
とはいえ、
メラニンがメラノサイトでどうやって作られるか?
というはことは、
美容雑誌や美白化粧品の説明書などで
皆さんかなり詳しくご存じでありましょう。
メラノサイトはメラニン形成細胞ともいいます。
これは皮膚では表皮最下層。毛髪では毛母にございます。
メラニン色素の生成過程というのは非常に複雑で、
簡単にいえば、
チロシンという出発物質がチロシナーゼという酵素の力を借り、
反応を繰り返すことによりメラニン色素が生成される。
これを詳しく説明いたしますと…
メラニン色素のルーツは、アミノ酸の一種であるチロシン。
このチロシンにチロシナーゼという酸化酵素が働きかけ、
ドーパという化合物に変化させます。
さらにチロシナーゼはドーパにも働きかけ、
ドーパキノンという化合物に変化させる。
このチロシナーゼという酵素が
いらん大活躍をしてくれるワケであります。
さらにこのドーパキノンという化合物は
化学的反応性が高いため、酵素の力を借りることなく、
勝手に次々と反応していく。
ドーパクロム、インドールキノン、
そして最後に酸化・重合し、黒褐色のメラニン色素になるワケですね。
美白化粧品の多くは、
このメラニン生成過程のどこかをブロックして
メラニンを作らせないような処方になっております。
しかし、これはあくまで、
新たなシミを極力作らせないようにするもの。
出来てしまっているシミで頑固なものには
ほとんど効果がない、ということは、
塾生さんも体験的によ~~~くご存じだと思います。
なお、遺伝的にチロシナーゼの働きが不完全なために
メラニンが合成されないのが、白子症(先天性白皮症)です。
ちなみに白子症の人は皮膚ガンになりやすいといわれています。
これはメラニン色素がないと紫外線を吸収できないので
細胞のダメージを防ぐことができないためであります。
さて、メラノサイトの中でこうやって生成されたメラニンは
ある一定量に達するとメラノサイトの突起を通して
周辺の表皮細胞に送り込まれます。
表皮細胞はそのまま角化にともなって
皮膚の表面に向かって押し上げられ、
最終的には角片とともにアカとなって
皮膚表面からはがれ落ちる。
このように、正常な皮膚の場合には、
排泄と生成のバランスが保たれています。
これをメラニンの代謝といいます。
一方で真皮方向へ落ちていくメラニンもあります。
真皮内に落下したメラノソーム(メラニン色素の顆粒状の粒子)
はどうなるかというと、
マクロファージ(白血球の仲間)に食べられてしまいます。
ところが皮膚になんらかの異常があると、
この代謝がうまくいかず、
担色(たんしき)細胞になってそこにとどまることもある。
これが深い部分の頑固なシミになってしまうワケでありますね。
こんな恐ろしいこと、今のわたくしにはできまへん ( ̄Д ̄;)
シミの治療はとかく難しいと言われています。
とにかく、
作らせないようにすることが最も大切
ということがよく分かりますねぇ
では、明日はいよいよ、
についてお話いたしますね。
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