フェイストレーニングは諸刃の剣か

口角が下がると
一気に見た目年齢は老けてしまいます。

なので、若々しくみせるためには
口角が上がった顔を造らなければならない。








 ちまたにはフェイストレーニングはたくさんございますが
 必ずといっていいほど


口角をあげる運動
というのは
どのプログラムにも組み込まれておりますね。

で、わたくしは色んな
「口角の上がった顔を作るトレーニング」
を試してきているわけでありますが、

その中で多かったのが

片目を閉じ、閉じたほうの側の口角だけ、上方に引き上げる

というもの。

確かにこうすれば
小頬骨筋(しょうきょうこつきん)という
頬と上唇を引き上げる筋肉
ダイレクトに鍛えることが可能だが、実はデメリットもある。

そう、口角のすぐ横に、くっきりしたシワが刻まれることだ

わたくしはこの手の運動を継続してきて
実際シワが出来、しばらくやすんだら消える、
という体験をしてきたので

あえて「たるみ改善プログラム」のトレーニングには
この方法を組み込みまなかった。

口角に短いくっきりとしたシワ
(ほうれい線ではない)が刻まれてもいいから

口角が上がった顔を作りたい、
という人には良い運動だと思うが…

なので、プログラムの中の口角を上げるトレーニングは
あえて、滑舌(かつぜつ)トレーニングにいたしました。

まぁいうなれば役者がやってる発声練習だが
別に声は出さなくていい。

口パクでおおいに結構。

このトレーニングのいいところは

「しゃべっている時も常に口角が上がった顔が造れる」
ということであります。

口角をぐっと上げながら
言葉を出す練習をすることで

無理な表情をして小頬骨筋を鍛える方法よりも
シワのリスクがなく
自然な口角が上がった顔になる。

そのかわり少々時間はかかるかもしれないが。

このように表情筋を鍛えることは
若返りに非常に有効であるが

一方であらたなシワを招く諸刃の剣的な要素もあるので

あ、これやばいかな?と思うトレーニング方法は
早めにやめて、
別の方法を探す方が賢明でありますね。