第3章の1【加藤式フェイスリフトマッサージ】の
5 『頬下から引き上げる』は、
これもテキストには特に書いておりませんですが、
顔に化粧水をつけて実施してくださいませ。
4までは顔を触らないので、特に何もつけないでよいでしょう。
わたくしは洗顔後のお手入れ時を利用しておりますです。
《『頬下から引き上げる』の詳しい説明 》
両手をパーにして、手のひらを自分の顔の方に向け、
中指どうしをくっつけるように肘をはります。
その手で左の頬下をパッティングするように
(叩かない、あくまで優しく)ゆっくりと、
右手、左手を交互にすりあげるように
こめかみあたりに脂肪を集めます。
その脂肪を含んだ皮膚ごと、
1の『こめかみを引き上げる』を引き続き実施いたします。
これはあくまで脂肪を上げるイメージを
描いてくださいませ。
頬の下部にたまった脂肪は、
そう簡単に移動はしてくれませぬが、
そのイメージを描いて引き上げるだけで、
結果は全然違ってまいりますです。
後頭部まで皮膚をもみこむように
皮膚を引きあげる時に重要なのが、
ポニーテールのように髪をひっつめている
イメージであります。
実際、ある美容外科のオリジナルに
ポニーテールリフトというのがございます。
これは、ポニーテールをした時のように、
顔に糸を通して引き揚げるリフト術でございますが、
(63万円だと、たけー!)
そんな感じで後頭部で髪をしばったイメージで
引き上げるのでございます。
そのイメージで一つ一つの手順(1~5)を実施してくださいませ。
横顔を意識してみて下さい。
アゴから耳の上部の尖った所を線で結んだライン、
この延長線上にポニーテールを作ると、
顔がシャープに見えるのであります。
そのラインを顔に作るような感覚を覚えて下さい。
この見えないラインが実際顔に出るようになると、
顔がリフトされてきているということでございます。
1から4までは、毛の生え際から後頭部に向かって
引き上げる動作でありますが、
5は、1のこめかみを引き上げる、の前に、
頬からの引き上げを加えるのであります。
顔の下部から、後頭部にかけて、
ポニーテールをした時のような、引き上げラインを
つくるようなイメージです。
ここは少し難しいところでございますが、
分かりにくいようでしたら、
ご連絡くださいませね。