● 汗かきの人は冷え性になりにくい
こんにちは。おきゃんママでございます。
最近、
能動汗腺不退症(のうどうかんせんふたいしょう)
という病態が注目されているそうであります。
能動汗腺不退症・・・
なにやらややこしい呼び名の病態だが、これは、
発汗によって体温を調節するシステムがうまく働かない状態
のことをいいます。
今のような暑い時期、
建物の中はどこもかしこも冷房がきいていますよね。
冷暖房が普及し始めたのは1970年代後半から。
さきほどの、「能動汗腺不退症 」 は、
まさにその時期に合わせるように増えているという。
なので最近の若い人は
外気温に左右されやすい人が多いとのこと。
実際に、人間は3歳になるまでは変温動物のように
体温が外気温に左右されやすい。
しかし、幼稚園児くらいになってくると恒温動物へと成長する。
だから生後3年間のライフスタイルが非常に大切なのですね。
暑さ寒さを感じさせず、
あまりにも過保護に、室温の調節をしすぎると、
体温調節のうまくいかない体の子供になる危険性が高くなる。
それは汗腺がうまく発達しないから。
場合によっては
極度な冷え性になってしまうこともあるといいます。
自分が、能動汗腺不退症かどうかを
簡単に識別する方法としては、
サウナに入って汗をかきやすいかどうかでみることができるそう。
能動汗腺が発達していないと発汗がほとんど認められず、
体温がどんどん上昇して耐えられなくなる。
汗かきの人って、特に女性は
「私は汗かきだから、イヤなのよ~」と、
汗をかきやすい体質を疎んじるが、
汗かき=能動汗腺がよく発達している
=体が外気温に左右されにくい=寒さや冷えにも強い
=冷え性になりにくい
という素晴らしい体質だ自信を持ちましょう。
清潔に注意しさえすれば、冷え性の人より、
体温調節がうまくできる点はとても良いのです。
3歳までのライフスタイルで汗腺の数が決まる
しかし、冷え性になりやすいかどうか?は
多少遺伝も関係しているといいます。
冷え性の場合は、
・ 体を温める食材を摂るよう意識する、
・ 体の熱の6割は筋肉で生産されているので
筋肉を増やすよう努力する(運動を心がける)
・ 交感神経が興奮すると手が冷えるので
できるだけストレスをためずリラックスを心がける
などで改善をはかるようにするとよいでしょう。
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